オリヴィエ・ロゼ(Olivier Roset)

国立の演劇芸術技術学校で学んだプロダクションデザイナー

オリヴィエは、2014年の「ベスト ビジュアル クリエイション」部門でモリエール賞にノミネートされたほか、80を超えるライブの実現をサポートしてきました。 スティング、エルビス・コステロ、イブラヒム・マーロフが参加した「ウェルカム トゥ ザ ボイス」(シャトレ劇場)や、キャロリン・カールソンのダンス作品、フィリップ・エイドリアンや、ジャック・ラサール、ディディエ・ベザス、アラン・サックス、アレクシス・ミシャリクらの劇場作品など、フランス国内外でオペラをはじめとする作品を手がけています。

インタビュー

オリヴィエ、あなたは自分の職業をどのように定義しますか?

私は25年以上、舞台芸術(演劇、オペラ、ダンスなど)のプロダクション・デザイナーとビデオ・クリエイターとして活動してきました。私の経歴は、童話のようなもので、最初に舞台装置やアクセサリーのプロダクションデザイナーとして訓練を受けたが、途中でビデオクリエーター仕事の芸術性と技術性に惹かれて進路を変えました。 今、私が取り組むプロジェクトは、ほとんどビデオが中心になっています。映像というのは、蜃気楼を作るのような魔法術であり、瞬間的に現実の世界から夢の境地へ或いは逆に役者が具現化したリアルなシーンから突然に夢のようなものへと変化させることができます。それを上手く使えば、ショーを盛り上げ、ショーの目的やドラマ性をより一層高める効果があります。

音楽を聴くことは、フィリップの人生においてどのような役割を担っているのでしょうか。

私の仕事は常に音楽やサウンドクリエイションに関わっているものなので、オリジナルの音楽やサウンドクリエイションがあるショーによく参画する機会があります。それは、私とサウンドデザイナーとの間で本当の意味のコラボレーションと交流する場でもあります。その2両者間を行ったり来たりしています。アイデアの交流は、私が持っている視覚的な概念から音を作り、逆にオペラのように音楽や既存のテーマから音が作られたりすることもあります。その両者間は、いつにアイデアを交流する瞬間を特定するのが私の役目であります。そのような場合、私はよく耳を傾け、音楽と音を吸収して、「正しい」効果を生み出す視覚的な要素や映像などを考え出します。それは、リズムと雰囲気の両方が調和或いは対立的に展開されても知らないうちに突然に理屈で上手く説明できない状態で綺麗に纏まっていきます。

"私はたくさんの新しいもの、パターン、ハーモニー、ミックスダウンされた楽器、
、完璧に知っていると思っていた音楽で発見したような印象を受けた。"

音質にどの程度の注意を払っていますか?

私は昔から、音楽の感情を伝えるという意味で音質を重視してきました。幸いなことにたくさんのコンサートを鑑賞する経験を持っています。20歳の頃には、すでにクラシックを中心に200回以上のコンサートも見ていました。10代の頃、両親の壊れかけている音響機器の代替品を探していた時に、初めて音響専門店のドアをくぐりました。そのきっかけでアルバイトをする機会に巡り合いました。私はそこで5年間にわたり週末のアルバイトをしました。その店の店長は、オーディオファンになる前から音楽が大好きな人でした。彼は隔週でコンサートに通っていました。その彼から音響機材に注目するではなく音楽を楽しむ目的を常に心にかける大切さを教わりました。その時からアップグレード機材の違いを聴き比べることができるようになりました。耳と目には限界があるが、ものを比較する初心者にとって最高な感覚機能をしてくれると思います。

Audirvānaを使い始めてどのくらいになりますか?発見したときはどう思いましたか?

私がAudirvanaを発見したのはかなり最近のことでした。音響機材を変えるのがきっかけで、少し前に友人から勧められたのでそれを試してみました。やってみたところ品質の向上に驚き、その喜びを彼に伝えたくてすぐにお礼の電話を入れまました。それは今まで自分がよく分かったつもりと思った音楽の中からたくさんの新しいもの、パターンやハーモニー、ミックスダウンされた楽器などを発見したのが印象的でした。そして、これらのディテールには、何らかの強引さもなく、味わいと上品さが加えられています。私は密閉式のスピーカーを持っているが、低音部の音質も改善され、”肉 "が付いているようにトーンが豊かになったと聴こえました。

Audirvānaでパソコンから聴くことを、他の機器と比較してどのように評価されているのでしょうか?

私は必ずしも自分にこのように問いかけをしていません。ただ、自分の音響機器がAudirvānaで改善されたことを知っていて、今はそれをメインに使っています。

Audirvānaについて、人に話をすることはありますか?

そうしています。Audirvānaを発見したのは、最近のことだが一緒に仕事をしているプロの仲間や音響機器店の人などとすでに話し合っています。

音楽以外で情熱を注いでいることは何ですか?

音楽以外の趣味は、画像だけれどもそれが私の仕事です。デジタル画像の進化については何時間でも話せます。美味しいワインも好きです。たくさんは飲めないけど、よく飲むんいます。私はワインセラー作りと維持、その日の気分や料理に合ったボトルを選びと試飲、それを友人と共有することに大きな喜びを感じています。音楽とワインの間には、明らかに関連性があります。テイスティングする時の味や香りの順番と、音楽の立体感に合わせてゲームをしてみるのも楽しいです。

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