オーディルバーナについて

Audirvānaは、2011年にパリで設立されたグローバルなソフトウェア会社です。その唯一の目的は、コンピューターベースの高品質デジタル音楽の完全性を維持し、再生時に絶対的な透明性を保つことです。創立以来、弊社のチームは、自ら独自のテクノロジーが丹念に開発改善され、音楽専門家や愛好家に向けた究極の技術ソリューションを実現しています。

ダミアン・プリソン(Damien Plisson)

AUDIRVĀNAのCEO兼クリエイター。

ダミアン リカット
Audirvanaについて 02

幼少時代に音楽を愛する両親に恵まれ、コンサートに連れて行ってもらったり、ハイクオリティのHiFiシステムで、質の高い音楽を聴いたりすることができました。 幼い時に体験したエモーションが忘れがたい記憶として刻まれ、時の経過とともに私の理想像を形づくったように思います。 かつて体験した強いエモーションやフィーリングをもう一度味わってみたい、この願いがオブセッショナルなものとなり、真の探求に昇華されました。

もっとも強く残っている思い出は、モガドールで開かれたフランソワ=ルネ・デュシャーブル(François -René Duchâble)のコンサートでのエピソードです。アンコールで演奏されたショパンの前奏曲で、最後の音に静寂が続きました。終わることのない、実に崇高な沈黙でした。 アーティストと聴衆が演奏の終わりで一体となり、各音符に意義が見出されました。だれもがこの重要な瞬間を感じ取り、会場がまれな連帯と調和に包み込まれました。だれ一人として、拍手でその貴重な沈黙を破るようなことをしませんでした。 人は皆そのような特別な瞬間の追体験を求めているでしょう。 私にとっては、それが目には見えない力となって日々の仕事を導いているように感じられます。
Audirvanaのストーリーは、私の愛するピアニストであるアルド・チッコリーニ(Aldo Cicciolini)の56枚組CDボックスとともに幕を開けました。 ボックスの演奏をデジタルフォーマットにリッピングした際に、自分のコンピューターで聴いてみたいという思いにとらわれました。 当時出回っていたいわゆる「オーディオファン」向けの再生ソリューションを試したものの、大いに落胆させられました。 技術的に問題があり、リスニングの質も全くよくありませんでした。普通コンピューターであれば、CDプレーヤーと同レベルの品質を再現できるだろうと思ってしまうでしょう! 結論として、もっと優れたものが自分の手で実現できるはずだという確信に至ります。 ただひたすらに究極のオーディオソフトウェアの実現だけを目指し、あらゆる尽力を投入しました。
ずっと探し求めていたフィーリングが身近に感じられ、この上なくポジティブな結果につながりました。 完成したデモ版をオンラインでシェアしました。 すると、これが10万回以上ダウンロードされたのです!
コミュニティから非常に肯定的なフィードバックが寄せられ、さらなる開発を続けようという意欲が湧いてきました。 ここにつかむべき好機が眠っていることに気つきました。それは音楽だけがもたらすことのできるエモーションのために、再生の純度と比類のないクオリティを実現していくことでありました。 私はそれ以来何年もの間、新たな取り組みに思いつく限りのアプローチを行い、改善につながる要素を模索しました。胸中に高い基準を維持し、Audirvanaをコンピューターから音楽視聴のベストソリューションにするという大志を抱き続けてきました。
今日知られているAudirvana Studioは、このような追求の結晶です。




その結果、コミュニティから非常に好意的なフィードバックがあり、開発を続けることができました。その時、私は、音楽だけが私たちに感じさせてくれる感情のために、純粋な再生、妥協のない品質レベルを実現する機会があることに気づきました。何年もの間、私はあらゆる新しい課題に取り組み、あらゆる改善策を探りましたが、常に同じ高い基準で、Audirvānaをコンピューターから音楽を再生するための最高のソリューションにするという野心を持ち続けました。
Audirvāna Studioは、このような努力の結果、誕生しました。

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企業のストーリー

プレイ
  • 2011

    AUDIRVANA
    MacOSのセットアップは、専用コアプレーヤのルーツとなる機能を初めてリリースします。 再生専用ソフトウェアが、はじめてMacのデフォルトオーディオパラメータを回避して、DACへの直接アクセスを採用しました。
  • 2012

    ダイレクトモード統合
    Audirvana史上初のメジャーアップデートで、新しいオーディオフォーマット(DSDネイティブ)に対応したことにより、オーディオパフォーマンスが大幅に向上しました。
  • 2014

    AUDIRVANA V2のリリース
    Audirvanaのユニークな技術とそのアプリケーションの両方を改善します。このアプリには、iTunesとは別に、独自のインターフェースを持つライブラリ管理ソリューションが含まれています。
  • 2015

    QOBUZ HDストリーミング統合
    Audirvānaと独立したパートナーとの初のコラボレーションとなります。Audirvānaは、HDストリーミングサービスを提供するだけでなく、iOS向けにリリースされたAudirvāna Remoteの最初のバージョンにより、全体的な体験を大幅に改善しました。
  • 2016

    TidalとHraのストリーミング統合
    また、Audirvana独自の技術(アップサンプリングの可能性、PCMからDSDへの変換など)を大幅にアップグレードするとともに、アプリケーション内のストリーミングサービスをさらに強化しています。
  • 2017

    audirvana v3リリース
    は、アプリ上でのMQAのネイティブサポート、新しいSOXオーバーサンプリングアルゴリズム、UPnP/DLNAによるワイヤレスでの高音質再生機能など、オーディオ品質を大きく向上させました。
  • 2018

    Audirvana Windows 10 リリース
    すべてのコンピューターでAudirvanaの独自技術を利用できるようになります。
  • 2019

    Audirvāna v3.5リリース
    Audirvāna v3.5は、MacOS版とWindows 10版のAudirvānaで同様のオーディオパフォーマンスを実現します。Audirvānaは、新しいインターフェースと専用コアプレーヤーの大幅な改良を記念して、スマートフォン用アプリケーション「Audirvāna Remote」の初代バージョンをAndroidでリリースします。
  • 2020

    クロスプラットフォーム最適化
    1つのソフトウェアでMacOSとWindowsの最新バージョンに対応し、無料のリモートアプリケーションでサポートされます。
  • 2021

    Audirvāna Studio リリース
    再生ソフトを全面的に見直し、数多くの新機能、コアプレーヤーの最適化、Windowsでのカーネルストリーミング、Apple Siliconとのネイティブ互換性、インターフェイスの完全な再設計で充実させました。Audirvāna Studioは、コンピュータからの音楽再生の新しい基準を定義するものである。
  • 2022

    Audirvāna Originリリース
    最新のAudirvānaソフトウェア技術に基づき、ローカルミュージックライブラリの管理と再生のみに特化したAudirvānaのオリジナルバージョンのハイパフォーマンスアップグレード版です。
  • 2022

    Audirvāna 2.0 アップデート
    発売以来最も重要な進化を遂げたAudirvāna StudioとOriginは同時にバージョンアップし、クロームキャストオーディオ、オーディオスキャン、タブレットモードリモートアプリ、ユニバーサルギャップレス再生などの新機能を搭載しています。
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